恋も盲目。その盲目が終わった瞬間。

当時付き合っていた彼は本当に優しくて、会いたい時にはすぐに会いに来てくれる人でした。ですが、それはまだに「恋は盲目」という言葉通りに自分の良いように感じていただけでした。付き合う時間が長くなれば長くなるほど、だんだんと鬱陶しく感じてくるようになるのです。休みの日になる度に約束をしてもいないのに急に会いにくるのは当たり前でした。でも付き合った当初は自分は必要とされているとそれさえ嬉しく感じていました。

 

ですが、そんな日々を終わりを迎えました。友人の結婚式の2次会に呼ばれた私は、「今日は会えない」という旨を彼に電話に伝えたのですが、返ってきたのは「え、じゃあ俺は今日どうすればいいの?」の一言でした。そう、私は彼の空いた時間を埋めるための人間にすぎなかったのです。私が会いたいときに彼は来てくれていたのではなく、彼が1人でいたくなかったから会いにきただけだったのです。

 

学生時代の友人との飲み会にも参加したいと言ってくれたのも、私の友人と仲良くしたいのではなく、単に1人でいたくなかっただけでした。彼は、県外から仕事でこちらに来ていたので、周りには友人がおらず、確かに寂しかったのだと分かってはいるのですが、あまりにもついて回るので鬱陶しく感じてしまい、それ以降は会う日を少なくしていきました。

 

結局別れを選んだのですが、その後すぐ寂しがり屋な彼は新しい彼女を作り、結局ずっと相手をしてくれる人ならだれでもよかったのだなと時間の無駄を感じました。